メガヤミラミ+ピクシー
S13で自分含めて周り何人かが使用した構築。
157-95-96-*-128-70→157-105-146-*-183-40
イカサマ 不意打ち 鬼火 自己再生
慎重HD
ピクシー@綺麗な抜け殻 天然
199-*-93-115-154-86
H:8n-1
D:11n C197霊獣ボルトロスの珠10万ボルト高乱数2耐え
S:余り 同族意識
181-145-101-*-102-156→181-175-121-*-122-167
陽気AS
B<D
ガブリアス@気合の襷 鮫肌
183-182-116-*-105-169
陽気AS
サイコキネシス 冷凍ビーム 毒々 月の光
227-*-189-95-151-105
図太いHB
ファイアロー@食べ残し 疾風の翼
179-102-92-*-132-153
ブレイブバード 鬼火 身代わり 羽休め
H:16n+3
D:残り
S:準速メガガルーラ抜き
・ヤミラミ
構築の軸でガルーラとゲンガーにある程度強く出られる駒。
物理に対してはクレセリアを出すことが多いのでゲンガーにより安定するHD。
・ピクシー
・ガルーラ
崩し要素に特化したガルーラ。
メガルカリオ入りに先に展開した場合先制を確実に取れ、偶発対峙した場合でも最悪同速を仕掛けられる最速。
必要な技を確保していくとノーマル技を切らざるを得なかった。
普通の襷ガブリアス。
メガヤミラミのおかげでステルスロックを撒かせないので襷を活かしやすい。
ヤミラミでは受けられないバシャーモに対して安定して出していける。
周りと並びが作りやすく選出が多い。
瞑想スイクンと撃ち合えるようにサイコキネシス→サイコショック、毒々→瞑想も考慮。
ここまでで重い特殊フェアリーに出していく駒。
こちらもクレセリアと同じく周りと並びが作りやすい。
構築全体で重いのはヒードラン。
それ以外にはある程度戦えるはずだった。
しかし、メガヤミラミ+ピクシーはもともと有利だと思われていたガルーラやゲンガー入りに対して有利を取れないことが分かった。
祟り目ヘドロ爆弾ゲンガー+熱湯スイクンである程度試行回数を稼がれるだけで簡単に突破されるからである。
ガルーラやゲンガーに強いのが取り柄だったこの類の構築は、ゲンガー+スイクンでの突破方法が分かったので勝つために使う必要はないだろう。
秘密不意ガルーラ
秘密の力 不意打ち 噛み砕くor炎のパンチ 自由枠
?-192-?-*-?-?
A191:207-183スイクンを秘密の力で高乱数3発
A192:183-116ガブリアスを秘密の力+不意打ちで高乱数で落とせる
シーズン11以降使用率が伸び続けているポケモン。
このガルーラの特徴はA192の確保と秘密の力+不意打ちを覚えさせるだけでかなり広い範囲と戦えることだろう。
具体的には従来のガルーラでは難しかった
・対面でほとんどのガブリアスを処理できる
・メガシンカしていないゲンガーに通る技を持つ
・不意打ちや猫騙しといった先制技も持つ
を両立できるからだ。
さらに多くの場合ゴツゴツメットを持っているだろうスイクンの後出しを簡単には許さない。
捨て身タックルを持ったガルーラと比べると指数的にはかなり劣るが、机上の段階で明確に困る仮想的はあまりいない。
主な自由枠の候補
崩し性能を持たせたいときに。
秘密の力と合わせてゴツゴツメットを持ったポケモンのほとんどと1:1交換を狙うことができ、後ろのポケモンを通りやすくできる。
・身代わり
よりスイクンを安定して倒したいときやバシャーモを択次第で倒したいときに。
この技を持たせる時はある程度耐久に振ることが必要になってくる。
・猫騙し
ストッパー性能を高める技。
不意打ちと合わせて耐久が薄いポケモンを倒したり、他のポケモンが撒いた毒と合わせて定数ダメージを稼ぐことができる。
構成例
①
秘密の力 不意打ち 噛み砕く グロウパンチ
181-192-121-*-122-152
ゲンガーやゴツゴツメット持ち等の崩し性能に特化したガルーラ。
もちろん秘密の力+不意打ちである程度の対面性能を持っている。
②
秘密の力 不意打ち 炎のパンチ 身代わり
197-192-121-*-123-135
B:A200鉢巻ガブリアスの逆鱗を最高乱数以外耐え
D:C96クレセリアのサイコキネシスを身代わりが確定耐え C111スイクンの熱湯を身代わりが最高乱数以外耐え
シーズン11で主に使われた型。
③
秘密の力 不意打ち 炎のパンチ 猫騙し
207-192-128-*-120-120
B:A200鉢巻ガブリアスの逆鱗+鮫肌×1を高乱数耐え
主にクレセリアとの組み合わせで使う。
配分は基本的にASでいいと思うが、鉢巻ガブリアスの数が増えた場合このような選択肢も考えておきたい。
シーズン12最終日使用構築 バトンメガバシャーモ+バトンサンダー
蹴手繰り ビルドアップ 守る バトンタッチ
187-140-121-*-90-113→187-180-132-*-100-133 ※腕白31-31-31-*-31-31
サンダー@タラプの実 プレッシャー
10万ボルト めざ氷 羽休め バトンタッチ
197-*-122-148-126-128 ※図太いor穏やか31-*-30-31-31-31or31-*-31-31-31-30
C:残り D102マリルリに対して10万ボルトで150~
D:C155変幻自在ゲッコウガの珠冷凍ビーム耐え
S:+1で最速ゲッコウガ抜き
キノガッサ@毒々珠 ポイズンヒール
タネマシンガン 空元気 キノコの胞子 身代わり
137-198-101-*-81-122
H:8n+1 ポイズンヒールの回復効率意識
A:11nの最大 172-92ボルトロスが+1空元気で最低乱数以外一発
S:準速
ガブリアス@気合の襷 鮫肌
183-182-116-*-105-169
陽気AS
ギルガルド@ラムの実 バトルスイッチ
シャドークロー 聖なる剣 剣の舞 キングシールド
143-112-171-*-172-103→143-222-71-*-72-103
H:16n-1
A:最大
B<D
S:+2で最速135族抜き +3でS169スカーフガブリアス抜き
スイクン@カゴの実 プレッシャー
熱湯 吠える 瞑想 眠る
207-*-135-110-176-113
D:11nの最大
S:最速50族&準速60族抜き
この構築の軸でほとんどの構築に対して選出する。
配分は普通のビルドバトンメガバシャーモ。
技構成でよくあるのはゲンガーへの打点にフレアドライブを採用するものだと思うが、今回は特殊方面に対してはサンダーにバトンすることにして、グロウパンチガルーラに対してケアができる蹴手繰りを採用した。
・サンダー
バシャーモからバトン先に一貫する技を切って中継する枠。
特殊耐久が高く状態異常耐性を持ったスイクンにバトンする際はこのサンダーが必要ない場面が多いが、バシャーモからキノガッサやギルガルドにバトンする際は電磁波や飛行技、地面技等が一貫するのでそれを切る必要が出てくる。
後述のギルガルドが襷に弱いので、ステルスロックでサポートする。
他のステルスロックポケモンと違い挑発を誘いづらく腐りにくいのが長所。
主にキノガッサでは厳しいナットレイ入りやスキルスワップを持ったクレセリア入りに対して選出する。
持ち物は電磁波耐性をつけるラムの実。
相性補完が優秀なシャドークロー+聖なる剣、突破力を高める剣の舞、不意打ち等の攻撃した後の先制技に耐性を持たせるキングシールドを採用。
影打ちが欲しい場面も少なくはなかったが、切る技がなかった。
後述のバトン先であるキノガッサとスイクンよりかなり安定感が落ちるので、選出する際は注意する必要がある。
バトン先の中でも最も強力で安定感があるポケモン。
TODをできるだけされないように範囲を広げてAを高めに設定した。
空元気の枠はビルドアップが採用されやすいが、それよりも等倍が取りやすく打点の高い空元気を採用した。
この選択は正解でこのキノガッサを選出してTODで負けた対戦は一つもなかった。
・スイクン
ビルド加速バトンしたスイクンは詰ませ性能が高い。
対戦相手のスイクンは思ったより絶対零度持ちが少なく、身代わり持ちが多かったので吠えるが便利だった。
配分はバトンした際に特殊攻撃をケアしきれないと思ったので特殊耐久に厚くした。
最高&最終レートは2201。
今期の感想としては、参戦しているポケモンの種類が多くマッチング運に左右されることが今までのシーズンより多いと感じた。
そのおかげであらゆる構築にチャンスが生まれる反面、安定して勝つことが難しかったと思う。
今期の序盤はカバルドンを軸とした展開構築が多かったが、終盤になるとガルーラ+クレセリアを軸とした高数値で撃ち合う構築が多かった。
そうした傾向を考えてクレセリアを起点に抜いていくことのできるバトンバシャーモ軸が刺さると思い使ってみたが、今期序盤の感触からは考えられないほどにレートを伸ばすことができた。
滅び持ちのメガゲンガーを出されたらまず勝てなくなる等切ってるポケモンも多いが、このシーズンしか使えないギミックで戦えたのでおもしろい対戦ができたところは良かったと思う。
バトンバシャサンダーガッサ
蹴手繰り ビルドアップ 守る バトンタッチ
187-140-121-*-90-113→187-180-132-*-100-133 ※腕白31-31-31-*-31-31
S:残り
サンダー@タラプの実 プレッシャー
10万ボルト めざ氷 羽休め バトンタッチ
197-*-122-148-126-128 ※図太いor穏やか31-*-30-31-31-31or31-*-31-31-31-30
C:残り D102マリルリに対して10万ボルトで150~
D:C155変幻自在ゲッコウガの珠冷凍ビーム耐え
S:+1で最速ゲッコウガ抜き
キノガッサ@毒々珠 ポイズンヒール
タネマシンガン 空元気 キノコの胞子 身代わり
137-198-101-*-81-122
H:8n+1 ポイズンヒールの回復効率意識
A:11nの最大 172-92ボルトロスが+1空元気で最低乱数以外一発
S:準速
配分は普通のビルドバトンメガバシャーモ。
技構成でよくあるのはワンウェポンにフレアドライブを採用するものだと思うが、今回は特殊方面に対してはサンダーにバトンすることにして、グロウパンチガルーラに対してケアができる蹴手繰りを採用した。
・サンダー
S12で再び解禁されたXD限定のサンダー。
バシャーモの隙をできるだけ埋めるように構成した。
ビルド加速バトンからのタラプが発動したサンダーは詰ませ性能が高く、キノガッサに繋げなくとも勝てることがある。
ちなみにこの配分だと様々な個体で入手でき、XD乱数の中でもかなり敷居が低いので、環境が整っている方は挑戦してもいいと思う。
バトン先で最も強力なポケモンで、バトンを成功せずともある程度の汎用性がある。
TODをできるだけされないように範囲を広げてAも高めに設定した。
バシャーモ+キノガッサの並びは知名度が高いので選出画面で意識されるのが残念。
実際に使ってみての雑感は、ラストのキノガッサに繋げるまでにかなりの攻撃を被弾するので、急所や追加効果での負けが多かった。
他にもキノガッサを止めるポケモンがいた場合や、展開阻害のポケモンがいた場合ほとんど勝つことができなかった。
ただバトンバシャーモ+バトンサンダーは使用者がほとんどいないので、残り3匹も含めて考える余地があるかもしれない。
シーズン11最終日使用構築
ゴツメカバルドン軸展開 - おもしろきこともなきよをおもしろく
のゲンガーを
ゲンガー@ゲンガナイト 浮遊→影踏み
祟り目 気合玉 催眠術 身代わり
135-*-81-182-95-178→135-*-101-222-115-200
臆病CS
に変更。
カバルドンとの相性はこちらの方が良く、抜き性能が高い。
代わりにピクシーを構築段階でほぼ切ることになったが、高レート帯でのピクシーの少なさから問題なかった。
最高&最終レートは2219で6位だった。
ゴツメカバルドン軸展開
215-132-160-*-117-67
B:残り
D:C177珠ボルトロスのめざ氷2耐え
バシャーモ@気合の襷 加速
火炎放射 馬鹿力 めざ氷 守る
155-157-90-178-81-116
A:181-120メガガルーラを馬鹿力で最低乱数以外一発
C:最大 157-115メガクチートを火炎放射で一発 167-115メガゲンガーを火炎放射で高乱数2発
S:+2でS154スカーフガブリアス抜き
秘密の力 不意打ち 火炎放射 身代わり
201-158-100-54-100-125→201-191-120-72-120-135
A:207-183スイクンを秘密の力で高乱数3発 183-116ガブリアスを秘密の力+不意打ちで高乱数で落とせる
B:A200ガブリアスの鉢巻逆鱗を最高乱数以外耐え
C:無振り 161-172ギルガルドの身代わりを親子愛火炎放射で確定破壊
D:C96クレセリアのサイコキネシスを身代わりが確定耐え C111スイクンの熱湯を身代わりが最高乱数以外耐え
ゲンガー@ゲンガナイト 浮遊→影踏み
シャドーボール 気合玉 滅びの歌 道連れ
135-*-81-182-95-178→135-*-101-222-115-200
臆病CS
ボルトロス@オボンの実 悪戯心
10万ボルト めざ氷 電磁波 悪巧み
172-*-92-158-100-179
B:A200ガブリアスの逆鱗を最高乱数以外耐え
C:+2の10万ボルトで227-151クレセリアを高乱数2発
S:最速
パルシェン@ラムの実 スキルリンク
氷柱針 ロックブラスト 氷の礫 殻を破る
147-158-201-*-66-103
A:残り
B:A182ガブリアスの逆鱗を2耐え
S:+2で最速135族抜き
かなりDに振ったカバルドン。
後ろに引き先がいないので、HBに寄せて物理相手に役割を持たせずに特殊相手にも戦えるようにした。
これのおかげで多くのポケモンに2回行動できるのでステルスロック+欠伸で起点を作ることができる。
もちろんゴツゴツメットでの削りもできる。
怠けるを使う機会が全くないと思ったので起点回避をできる吹き飛ばしを4枠目に採用した。
撃ち合い性能が高い襷バシャーモ。
初手において削りや1:1+αを狙ったり、後ろにおいてストッパーとして扱ったりととにかく優秀なポケモン。
配分や技構成はいろいろと選択肢があるが、相手のメガガルーラに薄くしてメガクチートやメガゲンガーに厚くした。
・ガルーラ
メガガルーラは本来スイクンにあまり強くないポケモンで氷技を持たせないとガブリアスには有利ではない。
ここをA補正の秘密の力+不意打ち+身代わりで戦えるようにした。
残り一枠はギルガルドやナットレイに接触せず打点の持てる火炎放射にした。
ここは好みでグロウパンチ等に変えてもいいかもしれない。
・ゲンガー
最も最後に入ってきたポケモンで、メガガルーラが戦えないバンギラス入りやヒードラン入りに出せるようにしたかったので気合玉持ち。
よくあるHDバンギラスもステルスロックを入れることができれば処理できる。
ピクシーやオニゴーリの処理を安定させたかったので滅びの歌。
身代わりが欲しい構成になってしまったが、道連れがないと最低限の単体性能が確保できないのでこの技構成になった。
よくあるHにある程度割いた最速オボンボルトロス。
他のポケモンと並びが作りやすいので自然と入ってきた。
ここまでで面倒なキノガッサ、ファイアロー、マンムー等に強いパルシェンを採用。
このポケモンはギルガルドを筆頭にまず出されたら勝てないポケモンがいるが、ギルガルドはガルーラで崩しの起点にできるのであまり問題なかった。
通りのいい時のパルシェンはやはり強力だと再認識させられた。
戦績はシーズン11シングルレートで2000後半から使い始めて、44勝12敗の2206。