ガルーラ+アッキウルガモス
S17 序盤 - アドを求めて三千里を見て、ガルーラガルーラ対面HBベースのウルガモス引きの強さに感心して構築した。
ガルーラ@ガルーラナイト 肝っ玉→親子愛
空元気 不意打ち 冷凍ビーム 猫騙し
183-147-100-76-101-128→183-180-120-94-121-138
ウルガモス@アッキの実 炎の体
虫のさざめき 鬼火 蝶の舞 羽休め
191-*-112-156-126-138
ボルトロス@食べ残し 悪戯心
10万ボルト 毒々 身代わり 守る
179-*-134-146-101-138
207-151-156-*-106-135
ゲンガー@ゲンガナイト 浮遊→影踏み
シャドーボール 道連れ 滅びの歌 身代わり
159-*-81-151-103-178→159-*-101-191-123-200
スイクン@カゴの実 プレッシャー
熱湯 凍える風 瞑想 眠る
207-*-141-111-169-113
・ガルーラ
ガルーラ@ガルーラナイト 肝っ玉→親子愛
空元気 不意打ち 冷凍ビーム 猫騙し
183-147-100-76-101-128→183-180-120-94-121-138
H:余り 8n-1
A:状態異常空元気+不意打ちで184-132オボンボルトロスを高乱数(メガ時)
猫騙し+状態異常空元気で159-95ゲンガーを確定(非メガ時)
C:冷凍ビームで183-106ガブリアスを確定
冷凍ビームで215-93カバルドンを高乱数で2発
S:メガ時準速85族抜き(後述のボルトロスとウルガモスと同速)
B<D
後述するボルトロスやガブリアス、ウルガモスとの相性を考えて猫騙し+不意打ちを採用。
当初は残りを秘密の力+噛み砕くで採用してたが、役割対象が曖昧だったので、アッキの実が発動したウルガモスに出てくる電磁波ボルトロスを迅速に処理できる空元気、さらに空元気を採用したことによるガブリアスへの打点のなさを冷凍ビームで確保した。
冷凍ビームはカバルドンへも強くなり、後述するウルガモスと合わせて主要なゴツメ持ちであるカバルドンクレセリアスイクンに対応できる。
配分は意地っ張りACS振りと歪なものとなってしまったが、後述するボルトロスとウルガモスと同速にすることによる立ち回りの計算のしやすさを考えてS振りを優先した。
ウルガモス@アッキの実 炎の体
虫のさざめき 鬼火 蝶の舞 羽休め
191-*-112-156-126-138
H:16n-1
B:A177メガガルーラの捨て身タックルを耐え
S:準速85族抜き +1で最速135族抜き抜き
HBベースのウルガモスの強さは前述のリンク先で述べられているので割愛。
リンク先との変更点だが、ワンウェポンをスイクンとクレセリアへの遂行速度意識で虫のさざめき、うまくいけば単体で詰ませられるアッキの実にした。
Sはここまで上げることによって低速のメガガルーラや+1で最速135族抜きの調整をしたメガフーディンを抜くことができる。
S調整による立ち回りの計算のしやすさの考慮は前述通り。
ボルトロス@食べ残し 悪戯心
10万ボルト 毒々 身代わり 守る
179-*-134-146-101-138
H:16n+3(16n+1と身代わり+守る+食べ残し効率は同じ)
S:準速85抜き
ウルガモスが不利対面を取るマリルリやファイアローにある程度後出しが利き、それから崩しをできるということで3番目に採用した。
実際のところはガルーラ+ウルガモスだけでは空元気ガルーラのケアができないので、基本的にはガブリアスを選出することになり、このボルトロスは基本的に対ガルーラ入りの以外の軸となった。
207-151-156-*-106-135
H:16n-1
B:A200ガブリアスの逆鱗耐え
S:最速70族抜き
空元気ガルーラに対してケアが利き、ファイアローに後出しから処理できるということで4番目に採用。
実際は、ガルーラ入り構築がほとんどだったので、ガルーラ+ウルガモス+ガブリアス選出がほとんどだった。
対ファイアローは鮫肌+ゴツゴツメット+ステルスロックで無類の強さを誇る。
Sが低い弊害はかなりあったが、耐久振りの恩恵はそれ以上に感じられた。
ゲンガー@ゲンガナイト 浮遊→影踏み
シャドーボール 道連れ 滅びの歌 身代わり
159-*-81-151-103-178→159-*-101-191-123-200
H:16n-1
S:最速
ここまでで崩し手段に乏しいのでいろいろと便利な滅びの歌を持ったメガゲンガーを採用した。
配分は素直にテンプレのものにした。
スイクン@カゴの実 プレッシャー
熱湯 凍える風 瞑想 眠る
207-*-141-111-169-113
H:16n-1
B:A182ガブリアスの逆鱗を高乱数で2耐え
D:A145ボルトロスの10万ボルトを高乱数で2耐え
S:-1最速ガブリアス抜き
最後に単純に性能が高く、詰ませ性能も高い瞑想スイクンを採用した。
挑発ヒードランを意識して凍える風。
ボルトロスに後出しが利くポケモンがいないので、最悪撃ち合えるHDベース。
B141はA176メガガルーラの猫騙し+捨て身タックル、A192メガガルーラの秘密の力の乱数が大きく動くライン。
@poke105がS17で使用し最高&最終レートは2202。
自分自身でも使用したが、最高レートは2178。(最終レートは2100未満)
メガガルーラ軸の構築に対してはある程度の勝率を確保することができたが、メガバシャーモやメガバンギラス軸の構築に対してはかなり不利だった。
バシャーモ軸の構築に対しては選出の軸であるガブリアスに吠えるを採用することができれば有利に戦うことができるが、他の技の優先度が非常に高いので採用には至らなかった。
全体的に低速で、ガルーラの猫騙し+不意打ちが通るか通らないかで決まる対戦も多かった。
コンセプトはいいと思ったが、簡単に勝てる対戦が少なく、6世代シングルの難しさを感じた。
猫の手ニャオニクス+アシストパワーエルレイド
ニャオニクス@カゴの実 悪戯心
猫の手 瞑想 バリアー 眠る
181-*-122-120-102-125
気合パンチ 泥棒 道連れ アシストパワー
157-145-104-*-135-145→157-185-134-*-135-178
メタモン@気合の襷 変わり者
変身
H155(最遅、B<D)
B:バリアー×3でA182ガブリアスの剣舞×2の逆鱗を高乱数2耐え(対面でガブリアスを起点にできる)
C:瞑想×2+バリアー×1のアシストパワーでD105ガブリアスに対して180~
瞑想×2+バリアー×2のアシストパワーでD121メガガルーラに対して202~
ニャオニクス♂はアシストパワーを覚えないが猫の手でアシストパワーを出すことで攻撃技と補助技を先制で出すことができる。
バリアー+瞑想+眠るで起点にできる範囲が広いので初見で対応されることは少なかった。
・エルレイド
B:A177メガガルーラの捨て身を高乱数耐え
S:最速
アシストパワーを覚えて、それ以外の技を猫の手で出ない技にして最もまともに戦えるポケモン。
最速確保してある程度の耐久を確保した。
・メタモン
猫の手で出ない技で戦えるポケモン。
ニャオニクスが積み合いにそこまで強いポケモンではないので、もし負けた場合メタモンでコピーすることができる。
従来の猫の手胞子戦術に対応しようとする相手に強い戦術かは微妙だが、独特の動きができ、おもしろい並びにできたと思う。
鉢巻マリルリ+トリルメガゲンガー
トリルゲンガーの性質上誘うポケモン、誘わないポケモンをはっきりさせて動かしやすいように組んだ。
マリルリ@拘り鉢巻 力持ち
滝登り じゃれつく 馬鹿力 アクアジェット
203-112-102-*-103-57
ゲンガー@ゲンガナイト 浮遊→影踏み
159-*-81-166-105-160→159-*-101-210-125-180
ポリゴン2@進化の輝石 ダウンロード
191-*-112-171-116-80
ボルトチェンジ めざ氷 電磁波 挑発
184-*-132-145-105-121
地震 岩雪崩 剣の舞 身代わり
183-200-115-*-106-154→183-244-135-*-116-144
ジャローダ@食べ残し 天邪鬼
リーフストーム 蛇睨み 威張る 身代わり
177-*-116-98-118-181
・マリルリ
選出段階でボルトロスを誘いやすく、トリル下で強力なので2番目に採用した。
Sを最遅60族抜かれにした普通の鉢巻マリルリ。
アクアテールや叩き落とす等選択肢が多いが、基本的にこれでいいと思う。
配分はとりあえずHAベースで使ったが、バシャーモに後出しする場面が多かったのでABベースに寄せてもよかったかもしれない。
・ゲンガー
普通のトリルメガゲンガー。
動かし方はこの類のワードを検索すればでてくるはず。
基本的に初手に出して展開or1:1交換を狙う。
・ポリゴン2
ゲンガーで相手のメガシンカを処理したあと展開したい。
マリルリがトリル展開をしない場合腐りやすいのでそれをケアする。
裏選出時のクッション。
もっといい構成があるかもしれない。
相手の受け構築を崩す駒。
相手にバンギラスがいるとゲンガーが動きづらいのでそれをうまく起点にしたい。
ガブリアススイクンを誘わず、ボルトロスを誘え、麻痺展開を狙えるので採用。
キノガッサにより強く、抜き性能を持たせたいのでこの型。
トリルゲンガーを使ってみたくてかなり前に組んで使った構築。
選出誘導がうまくいった際は簡単に勝てることが多かったが、マリゲンポリ2選出では指数受けを崩す手段が乏しかったので、それらがいた場合厳しい対戦になることが多かった。
一応初見のよくある対面構築に対しては初手にボルトロスとガルーラとゲンガーのどれかを出させやすくして、初手メガゲンガーで展開or1:1交換、残りをポリゴン2で展開しマリルリで倒していくようにしてある。
ラムバトンバシャ軸
S13で@ombre_pokeがこの構築の草案で最終4位、S14で@pokemon_ro_がこの構築で最終1位を達成した。
ボルトロス@オボンの実 悪戯心
10万ボルト めざ氷 電磁波 悪巧み
184-*-132-146-100-135
ガブリアス@気合の襷 鮫肌
183-182-116-*-105-169
秘密の力 不意打ち 噛み砕く グロウパンチ
197-159-115-*-101-113→197-192-135-*-121-123
ゲンガー@ゲンガナイト 浮遊→影踏み
祟り目 ヘドロ爆弾 催眠術 道連れ
159-*-95-151-96-170→159-*-115-191-116-192
バシャーモ@ラムの実 加速
飛び膝蹴り 叩き落とす バトンタッチ 守る
155-172-90-*-91-145
スイクン@カゴの実 プレッシャー
熱湯 冷凍ビーム 瞑想 眠る
207-*-156-125-136-116
弱点の少なさと電気+氷の範囲で撃ち合える範囲が非常に広い。
さらに指数受けを悪巧みを使うことで突破でき、電磁波で誤魔化せる範囲も広い。
バシャーモのバトン先としても優秀でクッションと崩しの両方を担うこともできる。
配分はマリルリに後出しができ、ガブリアスやガルーラと撃ち合えるHBベース。
対面性能と崩しの両方を兼ね備えたポケモン。
持ち物はガブリアスの性能を最も活かせる襷。
・ガルーラ
対面性能と崩しの両方を兼ね備えたポケモンであり、特に突破できないポケモンがほとんどいない。
秘密+不意の広い範囲に崩し性能を持たせるグロウ、それに範囲の補完として優秀な噛み砕くを採用した。
噛み砕くは炎のパンチとの選択でいいはず。
配分はA192メガガルーラの秘密×2、A200鉢巻ガブリアスの逆鱗+鮫肌×1、C222メガゲンガーの気合球を高乱数耐え。
メガシンカ前最速マリルリ抜き、メガシンカ後準速キノガッサ抜き。
ガブリアスに対して行動保証を持たせることにより秘密を安定行動にできる。
ガブリアスが秘密一発でほぼ落ちると考えてもいいので、秘密+不意の性能は抜きん出ている。
・ゲンガー
ガルーラを選出した場合、このポケモン以外に相手のガルーラに後出しできるポケモンがいないのでこのポケモンを大事にする必要がある。
さらにローブシンやピクシーと戦えるポケモンもこのポケモンぐらいしかいないので、重要な枠となっている。
クレセリア絡みの並びに対してはゲンガーをうまく使って崩す事が多い。
配分の意図はこちらを参照。
相手のガルーラゲンガーに強いポケモンでありながら、展開もできる。
交代をせずに守る+バトンタッチをすることで相手の交換に対しての後出しや、数値の引き上げができる。
ガルーラに対しての打点となる格闘技である膝、H振りメガゲンガーに対しては2発にまとまり反動を受けない叩き落とすを採用。
Bを振られたゲンガーに対しては少し怪しい乱数になるが、それは仕方がないと割り切った。
持ち物ラムは電磁波耐性をつけるだけでなく、ゲンガー対面でのヘドロ爆弾に対する事故も防ぐことができ重要。
・スイクン
単体での詰ませ性能が高く、バトン先としても優秀。
この構築はドラゴン技の一貫性があるので熱湯瞑想眠る@1の枠は冷ビが安定。
配分はA200ガブリアスの逆鱗×2耐え、Sが+2で準速スカーフガブリアス抜き、残りC。
さらにこのBラインでA192メガガルーラの秘密の乱数が大きく変わる。
Cはあくまでも余りだがC111に対して調整した相手を崩すことができたり、単純にCがもともと低いことから数値効率がいい。
スイクンというポケモンは仮想的を考えないならC振りが最も強力であるというのが持論。
この6匹の並びでも様々な型が採用されるが、この形は一つの完成形と言っていいだろう。
参考
分身バトンメガバシャーモ入り
真皇杯関西地区予選1において使用。
一次予選6-0、二次予選5-0、決勝トーナメント0-1。
ボルトロス@オボンの実 悪戯心
イカサマ 電磁波 威張る 身代わり
185-*-101-*-121-146
飛び膝蹴り 影分身 身代わり バトンタッチ
187-141-121-*-102-101→187-181-132-*-112-121
ゲンガー@黒いヘドロ 浮遊
祟り目 ヘドロ爆弾 催眠術 身代わり
163-*-81-166-126-135
キノガッサ@毒々珠 ポイズンヒール
タネマシンガン ビルドアップ キノコの胞子 身代わり
155-187-101-*-81-114
空元気 不意打ち 岩雪崩 グロウパンチ
181-145-101-*-102-156→181-175-121-*-122-167
ガブリアス@気合の襷 鮫肌
183-182-116-*-105-169
この構築においてほぼ初手で選出する。
電磁波+威張るでうまく起点を作ってメガシンカに繋げる。
身代わりは切るタイミングを自分で選べるので使いやすい。
配分はA233メガバシャーモのフレアドライブ耐えかつC177珠ボルトロスの10万ボルト×2耐え。
この構築の軸でゲンガーやキノガッサに繋げる。
回避戦術を担うポケモンでありながらガルーラに強いのが他にない長所。
フワライドのように分身+身代わり→バトンを狙う。
配分はA182ガブリアスの地震耐えかつC178眼鏡ニンフィアのハイボ耐え。
・ゲンガー
回避が上がった催眠身代わりゲンガーは単純に抜き性能が高い。
ニンフィアやサーナイトといったフェアリー打点に耐性を持てるのでそれを見たら選出する。
ハイパーボイスを受ける前提なので配分は控えめHDベース。
基本的にゲンガーではなくこちらを選出する。
遂行速度が重要なのでできるだけAを上げた。
・ガルーラ
表選出ではファイアローが重いのでガルーラで勝てそうならこちらを選出。
鬼火に強くなる空元気と理論上突破不可能なポケモンがほとんどいなくなる岩雪崩を採用した。
裏選出用。
対面性能と崩しを兼ね備えた万能ポケモン。
切っている並び、構成は多いが、パターンに入った時はただの運ゲーで片付けられないほどの安定感があった。
強いバトンバシャーモ入りを目指して組んだが、特にファイアローに対しての回答が持てなかった。
ただ回避戦術を狙う構築としてはかなり強い部類の構築になったと思う。
耐久振りゲンガー
最近更に開拓されて配分の幅が広がったポケモン。
自分で構築に採用する場合に考慮するのはもちろん、仮想的とする場合も考慮したい。
①B振り
159-*-95-151-96-170→159-*-115-191-116-192
メガ前
B:A260メガヘラクロスのロックブラストを高乱数で耐え
S:最速ガブリアス抜き
メガ後
B:157-101メガゲンガー(A200ガブリアスの逆鱗耐え)を一発の攻撃を高乱数で耐え
S:最速ゲッコウガ抜き
主な技構成 祟り目ヘドロ爆弾催眠術道連れ:
②D振り
159-*-81-166-105-160→159-*-101-210-125-180
メガ前
S:メガ前の最速ガルーラ+4
メガ後
S:最速ボルトロス抜き
主な技構成 シャドーボールヘドロ爆弾道連れ@1
これらに加えて従来の最速ゲンガーを考慮すると安定した処理をするのが難しくなった。
もともとメガガルーラと比べられるほど強力なポケモンだったが、選択肢が増えたことにより個人的にさらに強さを感じるようになった。